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Mozilla、Firefox 159.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。共有機能でmacOSネイティブの共有ピッカーを利用するようになった。など。

Mozillaは2026年10月28日(現地時間10月27日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 159.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 159.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 159.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • macOS: OS ネイティブの共有ピッカーを使用するようになった。AirDrop、メッセージなどのアプリの他にページのプレビューや連絡先が表示され、複数のタブを一度に共有できる。
  • 保存されたパスワードを既定でサイドバーから利用可能となった。パスワードツールを追加する必要がなくなる。
  • (段階的な展開) Smart Window からウェブページの変更を監視できるようになった。/watch と入力することでセットアップでき、Firefox からデスクトップへ通知されるようになる。ツールバーのタスクボタンあるいは about:smartwindowtasks から監視するページを管理できる。

修正

  • ファイルアップロードダイアログが、最後にアップロードに使用されたフォルダーではなく最後にダウンロードに使用されたフォルダーを開く問題を修正。
  • Zoom ウェブアプリなどが最小化されたまま残されているとメモリー使用量が急激に増加する問題を修正。
  • Windows: NVIDIA RTX Video HDR が有効になっていると、動画が正常に再生されないことがある問題を修正。
  • Google アカウントにログインした状態の Google Chrome のプロファイルからブックマークをインポートできない問題を修正。
  • macOS: Gmail などのウェブサイトにおいて、Apple のライティングツールの置換ボタンによってテキストの置換ではなく挿入が行われる問題を修正。
  • ウェブページの長いドロップダウンリストの最下部に空白が生じ、スクロールするまで消えない問題を修正。
  • Slack などのウェブサイトにおいて、HTTP/3 リクエストが拒絶されたときに HTTP/2 へフォールバックされず読み込みに失敗する問題を修正。
  • Linux: AMD GPU 環境において、ChatGPT などのウェブサイトでマップや場所の結果を閲覧しているとメモリーを過剰に使用する問題を修正。
  • macOS: ウェブゲームのプレイ中にゲームパッドのボタンを素早く押すと認識されないことがある問題を修正。
  • Linux: Wayland 環境においてタブをクリックすると新しいウインドウに分離されることがある問題を修正。
  • Windows, Linux: OS のアニメーション効果を無効にしているとメニューやパネルがフェードイン表示される問題を修正。

変更

  • macOS: ChatGPT など既定のブラウザー経由でサインインするアプリにおいて、既定のブラウザーを Firefox に設定している場合にサインインページが Safari ではなく Firefox で開かれるようになった。
  • AI チャットボット の要約ページオプションにおいて、チャットボットプロバイダーに対してページのテキストではなくアドレスが送信されるようになった。これにより、長いページのコンテンツが途中でカットされ部分的な要約しか得られないことがなくなる。
  • 「タブを開く」がキーボードショートカットで検索できるようになった。Windows および Linux では Ctrl+Shift+A、macOS では Cmd+Shift+A となる。「拡張機能とテーマ」も同様で、Windows および Linux では Ctrl+Shift+F、macOS では Cmd+Shift+E となる。これらのショートカットは about:keyboard から変更できる。
  • ジャワ語、バリ語、カナダ先住民文字、ンコ文字で記述されたウェブアドレスが “xn--” から始まるエンコードされた形式ではなくそれらの文字で表示されるようになった。

Enterprise

Developer

  • ウェブコンソールで let、const、class 変数を再宣言できるようになった。スニペットを編集し再宣言エラーなく再実行できる。

Web Platform

  • scroll-driven animations をサポート。CSS アニメーション、Web Animations API アニメーションをコンテナーのスクロール位置で実行できるようになる。animation-timeline、scroll-timeline、view-timeline、animation-range プロパティおよび ScrollTimeline、ViewTimeline インターフェイスが追加される。
  • scoped custom element registries をサポート。CustomElementRegistry() コンストラクタとともに作成されたレジストリはグローバル window.customElements レジストリからは分離され、タブ名を共有するカスタム要素が同一ページ内で共存できる。
  • 互換性のあるデバイスにおいて、WebGL の EXT_clip_control、EXT_texture_mirror_clamp_to_edge 拡張および WebGL 2 の EXT_texture_norm16 をサポート。
  • Sanitizer API が HTML をパースされたままサニタイズするようになった。サニタイザーによって除去された要素のカスタム要素コンストラクタが実行されることがなくなる。

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計167個で、重要度別の区分では重要度区分「高(high)」108件、「中(moderate)」52件、そして最も低レベルの「低(low)」7件の修正が行われています。

Firefox 159.0 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

注意事項

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 159— Mozilla

「Firefox 159.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、firefox.com ウェブサイトよりダウンロードできます。Firefox 159.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 159.0 システム要件 を参照してください。また、延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 153.6.0 および 115.44.0 がリリースされています。

Mozillaは、2~3週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 160」は現地時間2026年11月10日(火)のリリース予定となっています。

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